米 中国の「為替操作国」解除

15日に予定されている米中通商協議の「第1段階」の合意を踏まえ、アメリカは中国に対する「為替操作国」の認定を解除しました。
アメリカの財務省は13日、中国が有利に輸出するため人民元を安く誘導しているとした「為替操作国」の認定を、解除しました。
米中の貿易摩擦が激化する中、トランプ政権が去年の8月に認定しました。
15日に署名される予定の米中通商協議の「第1段階」の合意で、人民元を不当に安く切り下げることを禁止する条項を盛り込んだことを評価した形です。
ムニューシン財務長官は「中国は競争力を高めるための切り下げを回避すると約束した」と理由を説明しました。
一方、日本や韓国などとともに監視対象の国には引き続き指定しました。

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