“ラストエンペラー”中国・清朝「溥儀」愛用の腕時計が7億円で落札(2023年5月25日)

 「ラストエンペラー」として知られる中国・清朝最後の皇帝・溥儀の腕時計が7億円で落札されました。

 オークション会社、トーマス・ペラッツィ氏:「パテック・フィリップの時計、4000万香港ドルで落札です。おめでとうございます!」

 23日に行われたオークションで、中国・清朝の最後の皇帝・愛新覚羅溥儀が愛用していたという腕時計を香港在住のコレクターが落札しました。

 ロイター通信によりますと、落札価格は約4000万香港ドル、日本円で約7億円。手数料を含めると8億6000万円ほどに上ります。

 オークション会社によりますと、腕時計はスイスの高級時計ブランド「パテック・フィリップ」製で、第2次大戦後、溥儀が当時のソ連に収監され、解放された際にロシア語の通訳に贈ったものとみられます。

 オークション会社は時計の真贋(しんがん)や来歴を確認するため、時計の専門家や歴史学者、それにジャーナリストなどの協力のもと、3年に及ぶ異例の大規模調査を実施したということです。
[テレ朝news]

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