2026年のノーベル賞の賞金は、1つの賞あたり1,200万スウェーデン・クローナ(共同通信の換算で約1億9千万円。共同受賞は分け合います)。
日本に住む受賞者なら、所得税はかかりません。所得税法 第9条に「ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品」と名指しで書いてあるからです。
1949年、湯川秀樹さんの受賞のときには、賞金に税金がかかるのかが話題になり、国会の各党が一致して、表彰の賞金を非課税にする改正案をまとめました(湯川さん本人は家族でアメリカに住居を移していたので課税にならない、と政府は答えています)。
賞金の出どころは、寄付でも税金でもなく、ノーベルの遺産を財団が運用したもうけ。運用がうまくいかなかった2012年は2割減り、創設125周年の今年は1,200万クローナに増えました。
※経済学賞(スウェーデン国立銀行賞)の賞金はスウェーデン国立銀行が払っていて、この動画の話(遺産の運用・所得税法の条文)とは別です。
■ 参考資料
NobelPrize.org「The Nobel Prize money」「Financial management」
ノーベル財団「Prize amount and market value of invested capital」
共同通信「ノーベル賞金1億9千万円 昨年から1割弱増額」(2026年9月18日)
所得税法(昭和40年法律第33号)第9条第1項第13号
国会会議録(1949年11月21日 衆議院大蔵委員会・1950年3月9日 衆議院大蔵委員会)
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音声:VOICEVOX:玄野武宏/冥鳴ひまり BGM:”Local Forecast – Elevator” by Kevin MacLeod (incompetech.com) CC BY 4.0
効果音:効果音ラボ 作画:画像生成AI(Animagine XL)・登場人物は架空です
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