ノルウェー:清掃員の月給53万5,000円――ここではこれが普通!では、エンジニアはいくら?

ノルウェー:清掃員の月給53万5,000円――ここではこれが普通!では、エンジニアはいくら?

北極圏に近い国ノルウェー。切り立った岩と冷たいフィヨルドに囲まれたこの国で、オフィスの床を拭く清掃員が、学位もないまま月末に手にする金額はおよそ3400ドル(約35,000クローネ)。年25日の有給休暇まで付いて、多くの国のエンジニアよりも高い収入を得ています。なぜ寒さと岩、そして北海油田の石油が、大学の卒業証書よりも労働組合の協約(タリファヴタレール)がものを言う経済を作り上げたのか。

この動画では、かつて貧しい漁業国だったノルウェーが、北海で発見された石油によって世界有数の産油国へと変わり、その富を政府系ファンド(オイルファンド)として国全体に還元する仕組みを解説します。ノルウェーには全国一律の最低賃金法が存在せず、代わりに業種ごとに労働組合と使用者団体が結ぶ協約が賃金の下限を法的に保証します。清掃業では時給約227クローネ、週37.5時間労働が標準となり、外国人労働者にも同じ基準が適用されます。祝日や夜間勤務では賃金が2倍になる「赤い日」の制度もあり、失業率わずか3.6%という低さも相まって、多くの労働者が高い収入を得られる仕組みが成立しています。

一方で、石油・鉱業分野の労働者は時給約474クローネと国内最高水準を誇り、飲食業は時給約152クローネと最も低い水準にとどまるなど、業種間の格差も存在します。石油、労働組合、政府系ファンド、そして協約社会という、ノルウェー独自の経済構造をひも解きながら、なぜ「学位より協約」が収入を決めるのかを掘り下げます。

北欧の労働市場、賃金格差、社会保障制度に興味がある方、ノルウェーの生活や経済について知りたい方はぜひご覧ください。

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#ドキュメンタリー

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