レオスの市況解説2024年2月21日

◆本日の動画にでてきた用語解説

■クオンツファンド
定量的な予測モデルを基に、統計的・計量的に投資判断をする、クオンツ運用を行うファンドのこと。

■ストックコネクト
ストック・コネクトは株式相互取引という意味で、上海証券取引所と香港証券取引所の相互間で行われる人民元建て上場株式の取引のこと。

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◆動画原稿全文
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こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の福江です。

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本日の日経平均株価は、前日比マイナス0.26%となる101円45銭安い、38,262円16銭で取引を終えました。

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昨日の米株市場は続落。“NVDAの決算前に利益確定売り”という一言に尽きた1日でした。既存店売上が堅調だったWMT決算、INTCの政府による補助金期待などもありましたが、スタートからNVDAが売られると一時▲6%を記録。この動きに引っ張られる形で足元強かったAI関連や中小型株に売りが波及、モメンタムが失速する中で指数も調整の動きとなります。引けにかけて持ち直す兆しもありましたが、イベント前では強くなく、指数は続落での大引けとなりました。

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そして日本市場も続落して始まります。米国に倣った通りに半導体関連株売りが大きく利益確定売りが目立った立ち上がりでしたが、日中では寧ろ激しく売られところには押し目買いも入るなど、寄り付きが一番激しい内容でした。この押し目買いに引っ張られる形で日経平均株価は下げ幅を縮小する立ち上がりとなりましたが、前場中盤に失速。やはりやっと調整したとはいえイベント前に指数を買いあがる動きは限定的だった印象です。

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本日目立っていたのが中国株の大幅高。昨日の金利引き下げにはそこまで反応を見せなかったものの、本日は大口売りを出した大手クオンツファンドに3日間の口座凍結といった報道も出てきていたほか、ストックコネクト経由の海外フローが半年ぶりの買い超しとなる中で+2%を超す上昇となっていました。

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この動きに日本市場も反応するかと思われたものの、後場序盤に売りがふくらむと日中安値を更新。一部ではNVDAと相関が高いのでヘッジに日経平均株価を推奨といったトークも出回っていたのは印象的。ただそれでも大きく日本株を売り叩く動きはなく、日経平均株価は小幅安での大引けとなりました。

以上、レオス・キャピタルワークスがお送りしました。

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