香港が区議会の制度を変更 民主派の排除さらに進む(2023年5月2日)

 香港政府は「愛国者による香港統治」のため区議会制度の変更を発表しました。一般の有権者の意思が反映される直接投票枠が減らされる方針です。

 香港政府の李家超行政長官は2日に会見を開き、区議会制度を改革すると発表しました。

 「愛国者が香港を統治するという理念を実現するためだ」としています。

 香港では11月に区議会選挙が予定されていますが、今回の制度変更によって一般の有権者が投票できる直接投票枠が全体の約2割にまで減らされる見通しです。

 香港の区議会を巡っては、中国政府へのデモが続くなかで行われた2019年の選挙で民主派が全体の8割以上にあたる385議席を獲得し、圧勝しました。

 その後に成立した国家安全維持法の影響で民主派の議員は立候補をすることが難しくなっていましたが、今回の制度変更によって民主派の排除がさらに進む見通しです。
[テレ朝news]

8 件のコメント

  • 今までの香港を思うと、ちょっとな
    とは思うけど、元々中国の領土で
    イギリスがアロー号事変とかで中国
    から奪い取って勝手に自分達の統治を
    続けたのが原因。

  • 有無を言わせない恐怖政治。今や、チャイナに近づくと日本人も危ない。ああ。

  • もう統一教会も香港からは排除されたんだよな。
    もう救い用がないね。
    香港はサタンの仲間入り。

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