北欧通貨に「クロー」が付く理由とは?

北欧通貨に「クロー」が付く理由とは?
北欧通貨名の「クローネ/クローナ」に共通しているのは、もともとの語源が「王冠(クラウン)」だからです。
語源:「王冠」を意味する言葉
デンマーク語 krone、スウェーデン語 krona、ノルウェー語 krone はいずれも英語 crown に対応し、「王冠」を意味する語です。
その名の通り、デンマークの硬貨などには王冠のシンボルが刻印されていて、「国王の権威を担保にした貨幣」というイメージと結びついています。
なぜ北欧に共通して「クロー」が付くのか
19世紀末、デンマーク・スウェーデン・ノルウェーが「スカンディナヴィア通貨同盟」を結び、金本位制のもとで共通通貨単位として krone(クローネ)を採用しました。
この同盟によって三国で同じ語源の通貨名が広まり、その後同盟が解消されても、各国が独自通貨として名称を引き継いだため、今も「デンマーク・クローネ」「ノルウェー・クローネ」「スウェーデン・クローナ」と、似た名前が並立しています。
まとめ的なポイント
「クロー」が付くのは、「王冠=王権」を象徴する通貨名を、スカンディナビア諸国が共通通貨として採用した歴史的経緯があるため。
その後、同盟解消後も各国が同じ系統の名称を使い続けた結果、「北欧通貨=クローネ/クローナ」というイメージが定着しました。

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