【USD/JPY（ドル円）の日足チャート分析】
（2025年9月30日 16時27分時点の情報をもとにお伝えします）
ドル円は148.042で推移しています。前日比マイナス0.576、下落率はマイナス0.38%です。150円手前で上値が重くなり、戻り売りに押されて小反落となっています。
テクニカル分析です。まず移動平均線ですが、価格は5日移動平均線148.974を下回った一方で、25日移動平均線147.813と75日移動平均線147.214は維持しています。短期は一服感が出たものの、中期の上向き基調は保たれています。次にボリンジャーバンドを見ると、上限接近後に内側へ押し戻され、中心線よりやや上での推移です。バンド幅はさほど広がっておらず、ここから拡大に転じると方向感が出やすい局面にあります。最後にRSIは短期59.784、長期53.811で、短期は中立やや強め、長期は中立圏内です。過熱感は強くないものの、追い高値は慎重にしたい配置です。
本日の動きの背景です。150円の心理的節目や当局の警戒観測が意識され、上値では戻り売りが優勢でした。米金利の方向感が乏しかったこともあり、値動きは基本的にレンジ内にとどまっています。
明日の見通しです。148.90前後の5日線を明確に回復できれば149.20から149.50のレジスタンス試しが視野に入ります。反対に戻りが鈍い場合は、まず148.00近辺の攻防を経て、147.80前後の25日線、さらに147.50から147.20の支持帯まで下押しを探る展開が想定されます。
予想レンジは147.70から149.30です。短期はレンジ売買が機能しやすく、ブレイクを狙う場合は5日線の奪回や25日線割れといった節目の明確化を待つのが無難でしょう。
以上、ドル円の分析でした！
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