8/28夕 ドル円147円割れ目前!ポンド円も急落…FRB・日銀・GDPで為替相場が激変する理由とは?

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こんにちは。いつもご視聴いただきありがとうございます。今回は、2025年8月28日17時10分時点のドル円とポンド円の動向について、最新の経済指標や市場の反応を踏まえながら、わかりやすく解説していきます。為替相場の流れをしっかりと掴みたい方、そして今後のトレードに活かしたい方に向けて、しっかりとお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
まず、ドル円の現在値は147.247円となっています。東京時間では円買いが優勢となり、一時147円ちょうど付近まで下落する場面もありました。背景には、日本の2年債入札が低調だったことがあり、利回りが小幅に上昇したことで円が買われました。さらに、中川日銀審議委員が「日銀の経済・物価の見通しが実現すれば政策金利を引き上げる」と発言したことで、日銀の利上げ観測が強まり、円買いが加速しました。
しかし、147円の大台を割り込むことなく踏みとどまったことで、ロンドン勢が参入するとドル買い戻しの動きが入り、147円20銭台まで反発しています。このように、ドル円は146円から148円台のレンジ内で底堅く推移しており、短期的にはこのレンジを意識したトレードが有効となりそうです。
次に、ポンド円の現在値は198.679円です。ポンド円は午後に198円半ばまで下落し、この日の安値を更新しました。ドル円の下落に引きずられる形でクロス円も円高傾向となり、ポンド円も一時的によわぶくみました。ただし、その後のドル円の買い戻しに伴い、ポンド円も安値から反発しています。
ポンドドルは昼過ぎに一時1.3518ドル付近まで上昇しましたが、午後には上値が重くなり、1.3500ドル付近まで伸び悩みました。英国の経済指標や政治的な材料が乏しい中、米ドルの動向に左右される展開が続いています。
さて、今晩は米国のGDP改定値と新規失業保険申請件数の発表が控えています。GDPは速報値の+3.0%から+3.1%への上方修正が予想されており、個人消費も+1.6%と改善見込みです。これらの結果が予想を上回れば、ドル買いが強まる可能性があります。
ただし、明日にはインフレ指標であるコアPCE価格指数の発表も控えており、ドル買いが一巡した後は様子見ムードが広がる可能性もあります。特に、NY連銀のウィリアムズ総裁が「利下げ判断は指標次第」と述べていることから、インフレ指標の内容次第では利下げ観測が再燃するリスクもあります。
さらに、今週はトランプ政権によるFRBへの介入が話題となっており、中央銀行の独立性に対する懸念が広がっています。FRB理事の解任報道などが市場に不安感を与え、米ドルの信頼性が揺らいでいる状況です。こうした政治的混乱は、ドル売り要因となる可能性があるため、注意が必要です。
一方、フランスではバイル内閣の信任投票を控え、政局の不透明感が高まっています。フランス長期債の利回りが上昇し、ユーロドルは一時1.1570ドル台まで売り込まれました。ただし、欧州終盤にはフランス長期債の買い戻しや株価の反発もあり、ユーロドルは1.1640ドル台まで反発しています。
このように、米国とフランスの政治的混乱が同時に進行している中で、注目されているのがスイスフランです。スイスフランは避難通貨として再評価されており、スイスフラン円は再び184円付近まで上昇しています。米ドルもユーロも買いづらい状況の中で、スイスフランが安全資産としての地位を強めているのです。
最後に、今後の為替相場の見通しですが、ドル円は146円から148円台のレンジ相場が続く可能性が高く、ポンド円も198円台を中心とした値動きが予想されます。来週の米雇用統計までは大きな材料が出にくいため、短期的な値動きに注目しながら、慎重なトレードが求められます。
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