中華圏のお正月、春節に合わせ、日本に押し寄せてきた外国人観光客。円安を追い風に消費意欲も旺盛です。
心斎橋にあるブランド品のリセールショップ。開店と同時に買い物客でにぎわっています。
【台湾からの観光客】「ルイ・ヴィトンのバッグを見に来たの、あとシャネルのバッグもね」
人気なのはエルメス、そしてシャネルといったハイブランドの商品。売れ筋を聞くと。
【リセールショップ店長】「昔と比べると今、キャッシュレスの時代になっているので財布が小さくなり、こういう小さいバッグが売れている。円安というのもああるし、店で免税もできるので、そういう部分に関しては安く感じているお客様が多い」
14日の円相場は一時1ドル150円後半と大幅な円安に。連動するように、アジア各国の円相場も2月に入り歴史的な円安水準になっています。
【シンガポールからの観光客】「今はシンガポールドルが少し強くなっているから、レートを比較するとかなりお得。妻はバッグ、私は時計を探している。時計はロレックス、バッグはルイ・ヴィトンかシャネルかな」
こちらの家族は香港から来日。奥さんが気に入ったのは、シャネルのバッグ120万円。さらにお子さん用にルイヴィトンのバッグ、ブルガリのアクセサリーも買い足し、わずか40分ほどの滞在で合計およそ200万円のお買い物となりました。
【リセールショップ店長】「忙しくなっている。2023年に比べて売り上げは2倍になっている、来店のお客様(の数)も増えているので忙しい」
円安を追い風とした旺盛な消費マインド。
【マレーシアからの観光客】「北海道に行って京都に行って、3つ目の滞在先が大阪。明日は東京に」
日本での買い物ツアーはまだまだ続きそうです。
二階は1時間10万円だ 爆使い