米シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻をきっかけとする金融不安が欧州にも波及、クレディ・スイスの筆頭株主であるサウジ・ナショナル・バンク(SNB)は同行に追加投資をすることはないと、SNBのアンマル・フダリ会長が15日に発言したことがきっかけで、クレディ・スイス株が急落し、金融システム不安が急拡大し、リスク回避の円買いと流れに
ドル円は、NY時間に132.197円まで下落、その後、「スイス当局とCSは同行を安定させるための選択肢について討議している」との報道で、133.766円まで反発。NY時間にスイス中銀(SNB)とスイス金融市場監督機構(FINMA)は共同で声明を出し、「CSはシステム上重要な銀行に課される資本および流動性要件を満たしている」「必要ならCSに流動性を供給する」と表明。本日アジア時間に、クレディ・スイスがスイス中銀から最大500億スイスフランを借り入れるオプションを行使し、流動性強化に向けた「断固とした行動」を取ると発表し、ドル円は133.487円まで上昇。
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