毎週1本世界のとっておきワインをご紹介します。
●今週の驚くべきワイン:
ワイン:キュヴェ・クライブ 2014
生産者:グラハム・ベック
産地:南アフリカ・ウエスタンケープ州・ブレードリバーヴァレー・ロバートソン
●動画のタイムラインです
0:00 – 1:23 イントロダクション
1:23 – 3:30 テイスティング解説
3:30 – 7:40 グラハム・ベックのここがすごい!
7:40 – 10:01 南アフリカワインの抱える課題と対策
10:01 – 世界有数の生態系を守る!環境保全の取り組み
●グラハム・ベック official website(持続可能性に関するページ)
●The Wine Show “Graham Beck and Biodiversity”
グラハム・ベックの生態系保護の取り組みに関する特集(YouTube)
●南アフリカの8割以上のワイナリーが持続可能な収益レベルを下回っている
VINPROの調査から明らかになっています
詳細は下記リンク、スライドp.6をご覧ください
#ワイン#wine#南アフリカ



グラハムベックのあるロバートソンはどうして人工衛星からの撮影だと、冷たくなっているのか、その理由が分かりました。
私は南アフリカは最近持ち上げすぎじゃないかと疑問を持っていますが、この産地はホンモノのようです。
いわゆるミクロクリマですね?
SDGSに非常に熱心との事ですが、こういう産地の場合、大抵灌漑が必要なレベルで降水量が少ない事が多い。
ロバートソンの”実力”の解説の中で言葉足らずの部分があります。
それは”古成層”と言うキーワードでロバートソン地区を解説していない点です。
茶産地の場合、土壌がどれだけ古いかによって畑のポテンシャルがまるで変ってくる事が、経験上理解されていて、ワインで知られているシャンパーニュの極上土壌キンメリジャンは一億五千万年まえの地層が露出しているらしいです。
その典型的な土壌の利点を生かしたシャンパン「ドラピエ」は土壌のポテンシャルと地面の温度が上がりにくい特性を生かしてハンギングタイムを長くとる事が出来ます。
一般的なグラハムベック早摘みで、この点で負けているのが残念なのですが、それは熱波が来る時期がある事で完熟前収穫をさせられるかららしいですね。
因みに地球上で最も古い土壌が露出している大陸はアフリカ・インド・ブラジル・西オーストラリアです。
ブラジル=コーヒー、インド=発酵茶、西オーストラリア=マーガレットリバー(ワイン)と「根が深く張る」農産物の名産地と言う共通点がある点が興味深いです。
ワイン業界人であれば是非この点にご注目ください