BHPが中国向け鉄鉱石スポット取引の30%を人民元決済に移行。年間80-100億ドル規模の取引が人民元化され、商品市場での脱ドル化が加速。中国の価格決定力強化とオーストラリアの地政学的ジレンマを徹底解説。国際金融秩序の転換点を分析。
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・BHP人民元決済開始の背景:中国による9月のドル建て取引停止という戦略的圧力
・年間100億ドル規模の鉄鉱石取引が人民元化される衝撃と市場への影響
・中国CMRG設立で明らかになった価格決定力を巡る資源大国との攻防
・人民元国際化戦略の本質:商品市場での脱ドル化が示す金融覇権の移行
・オーストラリアの深刻な矛盾:AUKUS安全保障協定と対中経済依存のジレンマ
・2026年長期契約の人民元化可能性と今後の商品市場構造の大転換
・デジタル人民元とペトロダラーシステム終焉が示す新たな国際金融秩序
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・SteelOrbis 2025年10月9日
・East & Partners 2025年10月9日
・Discovery Alert Australia 2025年10月11日
・China Daily 2022年7月19日
・Arnaud Bertrand 2025年10月11日
・CNBC 2025年6月25日
・The Diplomat 2025年7月3日
・Asia Society Policy Institute 2025年1月16日
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日本の鉄鋼産業の社外秘であるハイテン鋼の製造工程を中国に流出させたトヨタ自動車が今後中国に逆らえなくなると、トヨタも今後中国に取り込まれるのかもしれないね
A国とB国との両国関係、特にウィンウィンの関係に第三者や第三国が口を出して云々言うのは、愚の骨頂だよ(笑)!
中国とオーストラリアの関係は「中国とオーストラリアが決める事」だ。
仮に中国が〈日本とオーストラリアの関係を云々し、とやかく言って来たら〉?
「無関係な第三者が口出しするな!」と怒るだろ?
他国に「戦狼外交だ」、「債務のワナだ」等々、レッテル貼りをする暇が有るなら、大川原化工機みたいな「冤罪でっち上げ」を、先ず取り上げて論じたら?(笑)。
環太平洋連帯構想による対中包囲網は、メインプレーヤーの米国とキープレイヤーのインドが脱落したことで、机上の空論となりました。時代は変化します。オーストラリアにせよ、今の状況に置かれ、新しい立ち位置を探っているだけです。ロシアと北朝鮮の存在により、日本は日米同盟を維持する必要がありますが、米国の先兵として中国と対峙するような考えは捨てるべきです。中国は、GDPでは日本の7倍あり、今後市場が急拡大する産業分野では技術的に太刀打ちできる相手ではありません。80年少し前に勇ましいことを言ってGDP比10倍前後の米国相手に喧嘩を売り焼け野原にされましたが、同じことをしてはいけません。根拠なく中国のことを見下している日本人が多いようなので心配に思います。
最近の中国の振る舞いを見ていて思うことは、その1はよく海外の事例を研究していることです。その2は言わずもがなですが長期ビジョンを立てて実行することに長けていることです。どちらも今の日本に必要ですが、著しく欠けています。
中国の戦略って「地獄への道連れを1人でも増やしたい」んでしょ
欧米はいまだに中国の恐ろしさがわかってない。
1. 「戦狼外交」という言い方は、西側による中国への中傷である。これまで西側諸国は他国の内政に干渉してきたが、各国はそれを我慢するしかなかった。だが、今や中国は国力を増し、もはや我慢する必要はない。西側の誹謗中傷に対して反論するのは、正当な行為である。
2. アメリカはドルを武器化し、すでに世界からの信頼を失っている。現在、世界の潮流は脱ドル化であり、中国は工業大国として人民元による決済を進めることが、資源国の利益にもかなっている。中東の一部の国々はすでに石油を人民元で決済している。
3. 世界の中で、アメリカの番犬となることを望むのは、日本や韓国などごく少数の国だけである。
オーストラリアが完全に詰んでるって見方はちょっと短絡的じゃない?確かに今は中国依存だけど、インドの鉄鋼需要って今後10年で爆増するわけで、そっちにシフトする選択肢もあるわけでしょ。中国が経済で締め上げるのが賢いって言うけど、それやりすぎたら逆に「やっぱ中国ヤバい」って国際世論が固まって、戦狼外交の二の舞じゃないかな。
それと、BHPのヘッジコストって年1-3%でしょ?それで中国市場の30%だけカバーできるなら、リスク分散としては悪くない落としどころだと思うけどな。全部か無かじゃなくて、グレーゾーンで生き延びる戦略もありってこと。