【USD/JPYの日足チャート分析】
(2025年10月14日 20時58分時点の情報をもとにお伝えします)
USD/JPYは152.086で取引を終えました。前日比マイナス0.228、下落率はマイナス0.14%です。寄り付きは152.188、高値は152.614、安値は151.618でした。上に跳ねた後に上げ幅を削る形で、小陰線の引けとなりました。
テクニカルです。終値は5日移動平均152.272をわずかに下回り、短期の過熱感がいったん冷まされました。もっとも25日移動平均148.992と75日移動平均147.959は上向きを維持しており、中長期の上昇トレンド自体は継続しています。ボリンジャーバンドでは、先週から上方エクスパンションが続いたあと、バンド上限付近で陰転しており、短期のモメンタムはピークアウト気味。RSIは短期76.93、長期62.37と依然として強い水準ですが、短期は過熱圏からの反落シグナルに注意が要ります。
本日の値動きは、150台後半へ急伸してきた反動と当局けん制観測への思惑が重なり、上値追いが鈍った格好です。ただし押し目では買いも入りやすく、151.60〜151.80の押し目帯が直近の下値めど、再び5日線を明確に回復できれば152.70、その上は153.20が上値目安となります。
明日の予想レンジは151.50〜152.80。基本シナリオは高値圏もみ合い。短期は追いかけ買いを避け、151円後半の押し目や5日線の奪回確認を待っての順張り、あるいは152円後半〜153円台前半の戻りでは利食い優先のスタンスが無難です。リスクは米金利の振れと要人発言。ヘッドラインでの上下ブレに備え、ポジションサイズは控えめに。
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