香港公認会計士協会は、今年5月~6月に香港の小学4年生から中学3年生までの2,000人以上を対象にオンライン調査を実施し、香港の小中学生の金融管理能力を「B-」と評価しました。
調査によると、約10%の生徒が詐欺による金銭被害を受けており、平均被害額は約1,100香港ドル(約21,188円)、最大で10,000香港ドル(約192,617円)でした。
主な詐欺の種類は、「リスクゼロで高収益をうたう投資や商品の転売」「ゲームポイントの売買」「オンラインショッピング」「アカウントの盗難」です。
一方で、回答者の87%以上は貯金習慣があり、50%以上は収入と支出を記録しているそうです。
小学生の週平均お小遣いは93.8香港ドル(約1,807円)、中学生は320.9香港ドル(約6,181円)で、2年前と比べて大幅に増加しています。
しかし、約44%の生徒が他人から借金をしており、67%が友人やクラスメートにお金を貸しているそうです。約30%は娯楽費用のために借金しており、一部の生徒では予算管理や自制心に課題が残ることが分かりました。



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