中国映画731の予告は、残酷な内容であるため、中国国内で現在物議を醸しています。
この映画の予告は、実際の歴史的事件を参考に作成されていますので、暴力的シーン、残酷なシーン、胸糞なセリフも含まれます。
ご気分が悪くなることもありますので、望まれないかたは閲覧をお控え下さい。
この動画をさらに理解していただくために、字幕を見ていただくことをお勧めします。
【パソコンから】日本語字幕は、動画プレーヤー右下の設定(ギヤ模様のマーク)から「字幕」を選び、「日本語」を選択してください。
また、設定(ギヤ状マーク)の隣にある四角いマーク「字幕(C)」をクリックすると、赤いアンダーラインが表示され、日本語字幕が出ます。
2024年8月15日、中国人男性が靖国神社で中国語で騒ぎ、その男性が手に持っていた紙にこの731の映画が公開されることが書いてありました。
Xを検索すれば、その紙の写真が出てくると思います。
もともと2024年7月末に公開予定でしたが、理由は不明ですが2025年7月31日となりました。
7月31日の公開日前ぎりぎりになって、またさらに公開日が延期となって9月18日になってしまいました。
少し前にUPした中国国内の動画サイトで削除されてしまった予告編も合わせてご覧下さい。
URLは↓
監督は『曹操暗殺 三国志外伝』の趙林山監督。
監督はこの映画を撮影するにあたり、日本で資料などの収集を行っていました。
キャストは姜武、王志文など、日本で言うところの大河級の俳優ばかり。
内容は『悪魔の飽食』を題材にしています。
皮肉なのは、趙監督が所属しているのは長春映画廠、昔の満映です。
気になる公開直後の評価ですが、『完了!《731》首波口碑出炉,五星好评屈指可数,一星差评满屏皆是(終わった!731の最初の口コミが出てきた。5つ星は少なく、一つ星の悪評がほとんど)』、『《731》票房破11亿,IMDb评分暴跌至2.6分,口碑崩塌背后:历史真相与艺术表达的失衡之痛(731のチケット売り上げ11億人民元を突破したが、IMDb評価点数は2.6点にまで落ちた。口コミが崩れていった背景には、歴史の真相と芸術的表現のバランスが失われたこと)』、『电影《731》排期拉满,上映后引发观众强烈反响,评价呈现明显两极分化(映画731の劇場スケジュールが過密に。上映後観客から強い反響。評価は明らかに二極化)』と、中国のネットにありました。
やはり、『曹操暗殺』の時もそうでしたが、大物俳優が演じているのに、監督の腕なのかなぁ~と思っています。
余談ですが、昔北京に留学していたUP主が初めてハルピンに行き、731記念館を訪れ、売店で中国語版「悪魔の飽食」を購入しました。
その時は、その本が日本で出版された本の翻訳本とは知りませんでした。
そして、悲しいかなそれが私にとって初めて辞書なしで、数日間で読破した中国語本でした(日中翻訳がよかったのか?)。
普段見慣れない、おどろおどろしい漢字が並んでいたのを見て、恐怖したのを覚えています。
このチャンネルでは、日本で見られない、日本ではまだ紹介されていない、海外滞在30年の私が面白い・いいと思った映画を紹介しています。
この動画以外に、過去に中国映画の予告を訳したり、他にも動画がありますので、お時間ありましたら見に行ってみて下さい。



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