デンマークが米国製のパトリオットではなく、欧州製のSAMP/T防空ミサイルシステムを選んだ理由

デンマークが、長距離防空システムの調達において、NATO加盟国の多くが採用するアメリカ製のパトリオットシステムではなく、ヨーロッパ製のSAMP/T防空ミサイルシステムを選択したことは、国際的な軍事調達における重要な転換点とみなされています。この決定は、単なる兵器の選択にとどまらず、調達の迅速性、特定の国への軍事依存度の軽減、そして欧州域内の防衛協力の強化という、多角的な戦略的考慮に基づいて下されました。
デンマーク国防省は、総額約580億クローネ(約91億ドル)を投じ、合計8基の長距離・中距離防空システムを調達すると12日に発表しました。長距離防空システムについては、アメリカのレイセオン社が開発製造するMIM-104パトリオットPAC-3と、フランスとイタリアが共同開発するSAMP/Tの間で検討が行われましたが、最終的にSAMP/Tが選ばれました。

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10 件のコメント

  • アメリカは信用って言葉をもう一度辞書で引いてみな(=゚ω゚)ノ
    裏切る可能性のあるやつから武器なんて誰も買いたがらないから(=゚ω゚)ノ

  • さ、さすがトランプ様、普通じゃ出来ないことをやってのける。

    この営業マン、TACOすぎるだろ・・・。

  • 最近の日本政府の政策見てると、米国が覇権維持不可能になった際に代替する気なんじゃないかって思えてくる。杞憂でしょうが。

  • 日本も欧州のように米の依存度を下げた方がいいと思う。いざという時の信用がな。

  • F-35だけの装備はリスク、多少コストアップしてもF-35+グリペンが良い。

  • 米国を信用してはいけない。ノックダウンモデルかもしれないし、キルスイッチ付きかもしれない。なるべく自国製の武器を購入しましょう。

  • そりゃトランプがあれだけ同盟国を脅すのだから、米国は信用を失っているのだ。
    トランプからすればNATOは決して身内ではない、何しろプーチンは大事な恩人だしな!

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