【USD/JPY為替レートの日足チャート分析】
(2025年6月19日 15時51分時点の情報をもとにお伝えします)
ドル円は145.248円で取引を終えました。前日比プラス0.101円、上昇率はわずかにプラス0.06%と、小幅な上昇となりました。
テクニカル分析です。
5日移動平均線(144.908円)、25日移動平均線(144.227円)、そして75日移動平均線(145.533円)が接近するなかで、ローソク足は3本の移動平均線のちょうど中間あたりに位置しており、方向感が出にくい展開です。短期的にはもち合いを上抜けつつあり、次のトレンド形成を探っている段階といえるでしょう。
ボリンジャーバンドはバンド幅がやや縮小しており、エネルギーが蓄積されている状態を示唆しています。上値はバンド上限に近く、突破すれば次の上昇フェーズに入る可能性があります。
RSIは短期が54.982、長期が56.038と、いずれも中立圏に位置しています。過熱感はなく、今後の方向性次第では買いにも売りにも傾き得る水準です。
本日の動きの背景ですが、米長期金利の落ち着きや東京市場での実需のドル買いが支えとなる一方、為替介入への警戒感やテクニカル的な抵抗帯の存在が上値を重くしていると見られます。
明日の見通しです。
短期的な支持線は144.00円付近、上値の節目は145.50円から145.80円近辺に設定されます。ここを上抜けると、146円台回復への動きも見えてきますが、米経済指標や日銀の発言内容に大きく反応する可能性があります。
予想レンジは144.00円〜145.80円。
膠着感が強いものの、徐々にトレンド発生の兆しが見えてきています。方向感を見極めるうえで、今夜の米国の経済指標にも注目が集まります。
以上、ドル円相場の分析でした!
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