【USD/JPYのドル円為替レート日足チャート分析】
（2025年6月14日 08時55分時点の情報をもとにお伝えします）
ドル円は144.137で取引を終えました。前日比でプラス0.621円、上昇率は+0.43%となりました。朝方は143円台前半から始まりましたが、買い戻しの動きが入り、じわじわと水準を切り上げる展開となりました。
テクニカル分析に入ります。
まず移動平均線では、5日線（144.355円）と25日線（144.544円）のほぼ中間に位置し、短期的には方向感の乏しい展開です。75日線（145.743円）が上値のレジスタンスとして意識されており、上昇には一定の勢いが必要な状態です。
次にボリンジャーバンドを見てみましょう。現在はバンドの中央付近に位置しており、上下いずれにも抜けきれない持ち合い相場が続いています。バンド幅自体はやや狭まっており、近く動意づく可能性も示唆されます。
RSIは短期で60.125、長期で55.726と、共に中立〜やや強気の圏内です。過熱感はなく、一定の買い圧力が維持されていることを示しています。
本日の動きの背景としては、米長期金利の上昇に伴うドル買いが進んだ一方、円買い材料に乏しく、方向感に乏しい中で小動きの中に買い優勢な一日となりました。
今後の見通しとしては、144.50円前後を中心とした持ち合いを抜けられるかがポイントです。上値の目安は145.20円、下値の目安は143.50円となります。材料次第ではどちらかにブレイクする可能性もあり、週末に向けて注目される水準です。
予想レンジは143.50〜145.20円です。
目先は方向感に乏しい展開が続く可能性がありますが、レンジの上限・下限を意識した短期トレードに適した状況と言えるでしょう。
以上、ドル円（USD/JPY）相場の分析でした！
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