FX「続報！トルコリラ急落の舞台裏！で、リラ買っていいの？」【知っトク！トルコリラ】2025/3/21 #外為ドキッ

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動画の概要、まとめ

トルコリラの急落状況
– 一昨日、トルコリラが4円台から3.5円を割り込む急落が発生
– トルコリラ円だけでなく、ドル/トルコリラ、ユーロ/トルコリラも大きく売られた

急落の要因
– エルドアン大統領の対立者候補であるイスタンブール市長（イマモール氏）が拘束された
– 最近進んでいた投資家寄りの経済・金融政策が後退するのではないかという懸念
– トルコの通貨・債券・株式がトリプル安となり、リラは最安値を更新

回復の要因
– トルコの金融機関が外貨を一気に売却
– トルコ当局は「為替市場の動向を注視し、必要と判断した場合は介入する」と表明
– トルコ中銀が緊急会合を開き、翌日物の貸付金利を2%引き上げた
– トルコ中銀は「インフレが著しく、かつ持続的に悪化すると見込まれる場合には金融政策を引き締めていく」と発言

トルコリラ運用についての投資家視点
– 新興国通貨なので大きな値動きが発生することがある
– 資金管理（特にレバレッジ設定）が非常に重要
– 低レバレッジかつ長期目線であれば、急落はむしろ買い増しのチャンスと捉えられる

過去のトルコリラの大幅変動事例
– 2008年10月（リーマンショック）：1日で8円下落
– 2018年（トルコショック）：1日で20%急落
– 2019年1月：3円程度の下落
– 2021年：エルドアン大統領の政策発表で4円ほど急上昇

結論
– トルコリラなどの新興国通貨は値動きが大きいため、リスク管理が非常に重要
– 長期投資でスワップ狙いの場合、レバレッジ2倍程度が投資効率とリスクのバランスが良いのでは？
– ロスカットを回避して長期保有することがスワップポイントを受け取る上で最も重要
– 急落時も冷静に対応し、むしろ買い増しのチャンスと捉える視点も有効

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外為どっとコム総合研究所の研究員でテクニカルアナリストの宇栄原宗平（うえはら・しゅうへい）が、要点だけのチャート分析。
今日、この後のトレードシナリオを見える化しています。　

外為どっとコム総合研究所調査部研究員
「宇栄原宗平（うえはら・しゅうへい）」
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎ズームそこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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