日銀副総裁発言で日経下落、中国貿易黒字、カナダは米に報復か-2025/1/14

❶明日は米CPI
明日の米CPIが、先行指数のPPIが下振れたことで市場心理に下振れドル売りの影響が出ることが予想される。
❷ 日銀副総裁の会見
本日の氷見野日銀副総裁の会見では、1月利上げを議論するとの発言もあり、ドル円は値動きが小幅であったものの、日経平均株価が下落した。PPIが下振れて米国株のオープンで米国株市場は上へ反応するも、日経平均株価先物は小幅な上昇。
❸中国貿易黒字
黒字額は市場予想を上回る。輸出前年比+10.7%。トランプ氏就任を控え企業が輸出を急いだとされる。
❹レンジ相場のドル円
PPI生産者物価指数が前月比で大きく下振れ、市場予想が上振れなためにドル円は一時50銭以上の円高。しかし長期金利はすぐに全戻しし、ほどなくドル円もほぼ全戻しとなりレンジ継続。
❺カナダが米に報復か
カナダのトルドー首相は米国側からの関税言及に対し、「貿易戦争なら米国に報復の用意」との発言。米国約35州にとって最大の輸出相手国であるカナダとの関係が崩れれば、経済と雇用に悪影響が出る。カナダを米国の51番目の州にするとのトランプ氏の発言もあったことから、両国の関係悪化がカナダドル安に繋がるか。
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