ガイトナー長官 人民元相場を批判――”市場原理に従い切り上げの加速を”

新唐人テレビより

【新唐人2011年1月15日付ニュース】来週の胡錦涛主席の訪米を前に、ガイトナー米財務長官は12日、米中の経済関係について講演した際、人民元の過小評価を再度指摘し、相場上昇の加速を迫りました。

ガイトナー長官は「市場原理に従って、人民元相場はもっと速いペースで上昇すべきだ」と指摘しました。

また、”人民元相場の上昇でインフレを抑えることは、中国にも有利なはず。だが、人民元の過小評価はインフレをさらに加速させた”と指摘。
さらに、アメリカ企業のコストも上昇させたと述べました。

アメリカ製造業界は、人民元相場は4割も過小評価され、中国企業が優遇されていると不満を示します。

中国は昨年6月に人民元の弾力化を表明しましたが、アメリカ財務省によると現在までの上昇幅はわずか3%。

今回の胡錦涛主席の訪米では、中国の為替政策がまた焦点となりそうです。

新唐人テレビがお送りしました。

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