世界最北のエンジニアの現場のお話~極域研究を救うデータサイエンス~

【情報・システム研究機構シンポジウム2018 】
照井 健志
(情報・システム研究機構 国立極地研究所 特任研究員)

国立極地研究所では、北極域における研究データの共有と利用を推進するため「北極域データアーカイブシステム(ADS)」を運用しています。極域の研究現場は、気象条件が厳しいだけではなくインフラも限られているため、研究者が観測データを回収するだけでも大掛かりな準備が必要となります。また各研究現場にADSから気象データを届けるのも難しく、データを送受信するだけでも極域特有の技術開発が必要です。このような課題を解決するためにADSでは現場の研究者と協力しながら、新たな研究開発に取り組んでいます。

本講演では、ADSのデータサイエンスがどのように役立てられているのか、ノルウェーの国際観測村、ニーオルスン基地や北極海航海における最新の研究開発を例に紹介します。

※映像には非公開となっている部分がありますので、 ご了承ください。

情報・システム研究機構シンポジウム2018 
2019年2月8日(金)開催(東京大学伊藤謝恩ホール)

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