レオスの市況解説2024年3月22日

◆本日の動画にでてきた用語解説

■ハト派
元は政治的傾向の分類で、平和的に問題を解決しようとする穏健派のこと。
金融政策においては、景気への配慮を重視し金融緩和に前向きなスタンスとなる。⇔タカ派

■日銀政策決定会合
日本銀行の政策委員会が、金融調節の基本方針、基準割引率、基準貸付利率および預金準備率の変更など、金融政策の運営に関わる事項を審議・決定する場をいう。年8回開催し、会合終了後、直ちに決定内容を公表する。

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◆動画原稿全文
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こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の佐々木です。

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本日の日経平均株価は、前日比プラス0.18%となる72円77銭高い、40,888円43銭で取引を終えました。

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昨日の米株市場は続伸、S&P500は連日で最高値更新となっています。個別では好決算のマイクロンが+14%に急騰したほか、投資家説明会をきっかけにブロードコムが大幅続伸するなど半導体関連が堅調に推移。朝方出てきた経済指標が強かったこともあり、金融や資本財といった景気敏感株が買われていますが、日中はどちらかというと上値が重く、方向感のない値動きでした。

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欧州ではスイス中銀がサプライズで利下げを発表。対欧州通貨で米ドルが買われる動きとなり、ドル円は150円から151円台へと円安に動いています。

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そして本日の日本市場は続伸して始まります。さすがに昨日のような勢いは無かったものの、米半導体関連株の好材料をしっかり引き継ぐかたちで東京エレクトロンが一時大台の4万円乗せとなったほか、

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日銀を通過してキャッチアップの動きとなっている銀行株も引き続き買われる動き。ハト派的と評価された今回の日銀会合でしたが、早くも追加利上げへの期待が高まっている様子で、出尽くしと思われた銀行株に追い風となっているようです。本日の日本時間では、ドル円が151円台で小動きとなる中、目標株価が引き上げられたブリヂストンのゴム製品が業種別騰落率でトップとなったほか、自動車株の強さも継続していました。ただし後場にはガラリと雰囲気が変わります。

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これといった新たな材料はありませんでしたが、対ドルで中国人民元が急落。香港市場は現物スタートと同時に急落して▲3%近く下落と厳しい値動きでした。前場後半から失速した日本市場も後場は安く始まる流れとなりますが、引け際以外はほぼ一方向に買われる動きとなり、何とかプラス圏で取引終了となりました。日経平均株価は連日で最高値を更新しています。
以上、レオス・キャピタルワークスがお送りしました。
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