FX予想「ドル円チャート解説☆今夜はBOEが追加利上げに動く見通し」#Shorts 今夜のポイントは?  2022/6/16

外為どっとコム総合研究所の研究員、小俣凪子(おまた・なぎこ)が「ざっくり」午後のFX為替予想を解説します。

💬小俣凪子(おまた・なぎこ):Twitter

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欧米時間のドル/円予想レンジ:133.400-135.100円

東京市場のドル/円は134円台で伸び悩む展開。米連邦公開市場委員会(FOMC)後に低下していた米長期金利が上昇すると134.68円前後まで強含みました。しかし、米長期金利の持ち直しが一巡すると134円台前半に押し戻されるなど、上値の重い動きとなっています。

6/16(木)
16:00 ビスコ伊中銀総裁講演
16:30☆スイス中銀政策金利
16:45 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
16:50 パネッタECB専務理事講演
17:30 デギンドスECB副総裁講演
18:30 クノット・オランダ中銀総裁、センテノ・ポルトガル中銀総裁、デコス・スペイン中銀総裁講演
20:00☆BOE政策金利発表
20:00☆BOE議事録
21:30 カナダ4月卸売売上高
21:30 米5月住宅着工件数
21:30 米5月建設許可件数
21:30 米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30☆米新規失業保険申請件数

6/17(金)
—–☆日銀金融政策決定会合(16日~)
※☆は特に注目の材料

日銀と同じくマイナス金利を採用しているスイス中銀は、9月に利上げを開始してマイナス金利からの脱却を目指すとの観測が広がっています。今夜の会合では政策金利を-0.75%に据え置く見通しですが、9月利上げへの明確な示唆があるか注目されています。

また、今夜は英中銀(BOE)が25bp(0.25%ポイント)の追加利上げに動く見通しです。一方、今日から始まった日銀金融政策決定会合では大規模金融緩和の維持が決まる公算です。日本から見た対外金利差は拡大が続くと見られ、相対的に円が売られやすい流れも続きそうです。

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