中華民国台湾の次期正副総統選が本格化してきました。しかしそんな中、台北市南港区のある里長(=町内会長に相当)が組んだ“中国訪問団”が1万5000台湾元(日本円約7万800円)で6日間楽しめるという噂が流れている。詳しく見ると、“一帯一路”建設の見学だけでなく、とある中国の全国人民代表大会常任委員も訪問するスケジュールが組まれていた。これを見た住民は、これは“選挙に介入する統一戦線なのではないか”と訴えた。これについて政治学者は、中国は“訪問”という名義で草の根から選挙に浸透してきた。かつては里長(町内会長)だけが招待されていたが、今は住民にまで拡大して、大々的な宣伝を行っている。選挙へ影響を与えるだけでなく、ツアーを組む町長も選挙の買収という地雷を踏まないように注意しなければならないと語った。
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